文字盤作りと今日思いついた新作

皆さんこんにちは!白川通白川店の店長/職人長のSです。

ここ数日ですっかり秋らしくなり、京都の紅葉も今週末あたりから見頃が始まりそうで、dedegumo白川店の工房内もストーブを出してきて冬支度をしました。

当然の様に独占するチョビ。


そういえばこの前、お客様にこんな写真をもらいました。ウチの店の前で扉が開くのを待つチョビ。かわいい(笑)


猫っていいね。


さて、では今日のお仕事紹介です。
今日は「黄銅斗景3−2」の文字盤を作ります。

↑↑↑
コレ


まず、外径は同じで内径が違うプレス材を3枚用意します。


1〜12時の場所の、刻印のガイドラインを引きます。


刻印を打ちます。


こんなカンジ。


次にこんな機械(金属をまっすぐに切断する時に使います)でプレス材をカットします。私が指さしてる所を上下に動かして、下の刃物を動かしてカットします。


ちょっと分かりにくいですが、アップにするとこんなカンジ。


全部切ったらこんなパーツになります。


これをこうして


2段目を張り付けて


3段目も張り付けて


表面を磨いたら


完成です!
この文字盤は力仕事がなくて、張り付けてる時とか机の上でちまちま作業できるから結構好きです(笑)


最後に、今日試しに作ってみた新作?の文字盤です。金属の感じが、ちょっと今までに無い感じだと思いませんか?
下の文字とかをもっとゴチャッとさせたら、溶けた金属とのバランスがとれて、もっとカッコよくなりそうな気がします。

これ、円型の真鍮の板をバーナーで溶かしてるだけなんです。
この前、週末にオーバーホールを習ってる先生が「真鍮より溶点が高い金属同士の溶接なら、銀ロウが無くても真鍮で代用できる」と教えてくれて、

もしかしたら普通に常識なのかもしれませんが、私は知らなくて、

そもそも真鍮を溶かすという発想が私の今までの作品には無くて…

「なんで私は今までこの発想が無かったんだろうっ!」と、次の新作の制作意欲がムクムク上昇中ですおい矢印上

次の新作(イントロでは無くレギュラーの生活防水タイプ)の発表は春前を予定しています。イントロシリーズの発表や制作で、レギュラーシリーズの新作発表が前回発表から期間が空いてしまう分、春前にはどっしりとしたボリュームで新作発表したいので、みなさん春前まで楽しみにしていて下さい。
カッコイイ時計いっぱい作ります!

コメント
ちと様
コメントありがとうございます!
真鍮のロウ付け?真鍮を使った溶接?ってそうやってやるものなのですね!新しい事が知れてとっても良かったです(^^)
溶接に関しては銀ロウで慣れてしまったので今後真鍮の出番は無いかもしれませんが、『溶かす』はどんどんデザインに取り入れられたらと思っています。(「唯一無二な形」というのがオンラインショップの様な販売方法では逆にネックになってしまわないか…という新たな悩みも生まれましたが笑)
また宜しければいろいろ教えて下さい!私はdedegumoに入って初めて真鍮を触った職人なので、dedegumoの歴代の職人がやっていた技術しか学ぶ術が無く、こうやって教えてもらえるのが本当に有り難いです!
  • 2015/11/20 10:18 AM
いつも楽しくみてます!

真鍮は溶けたあと、表面張力が大きくてかさばってしまうと思います。

真鍮線、または箔を買って、自分の思うエリアに置いて溶かしたあと、叩いて伸ばしてもう一度広げるために焼くと調節しやすいです。

世間には低融点の真鍮等もあり、扱いやすいものもあります。

新しい作品に活きるかはさておき、溶けた形をそのまま使うのは、唯一無二な作品ができそうで、購買意欲が湧きます!

新作品、ぜひぜひ頑張ってください!
  • ちと
  • 2015/11/19 11:48 PM
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