240年前の時計職人の作品

こんにちは、スタッフYです。
先日とても興味深い動画を見つけました。




最初の数十秒だけ見ていただくとわかるのですが、ものすごく精巧にできたオートマタで、これがなんと240年前にスイスの時計職人によって作られたものなのです。
オートマタは西洋版からくり人形です。

このオートマタは"the writer"ライター(書く人)と名づけられており、40個のカムと6000個のパーツで作られています。
なるほど、カムのセットアップによって書く文字も変えられるんですね。
視線の先も書く文字に向けられているので動作がリンクしているのでしょう。

これが18世紀にすでに作られていたというのが驚きですが、それにもまして製作者が時計職人であるというのも驚きです。

作者は、ピエール・ジャケ・ドロー Pierre Jaquet-Droz 

2015040401.jpg

彼はスイスの時計製造で有名なラ・ショー=ド=フォンという都市に時計工房を持っていました。
そして、時計を販売する為のプロモーションとしてこのオートマタ制作を始めたそうです。

戦争と後継者不在で彼の時計工場はなくなったしまいましたが、2000年になりスウォッチグループがブランド再生をし、現在では彼の名の冠がついた「ジャケ・ドロー」というブランドがあります。


時計の仕組みを理解していると、このようなものにも応用できるのですね。
可愛らしかったり、リアルだったりする人形は沢山ありますが、ライターのようにリアルに動く古い人形は彼の作品だけでしょう。

時計職人ってすごい。


私達も、もっともっと時計の事を理解し勉強していかなくてはと思います。
仕組みを理解すると、それは必ずデザインにも活かせると思います。



ちなみに、dedegumoでは一級時計修理技能士という国家資格を持つ職人が時計スクールを開催しております。
「クオーツ式分解組立Dコース」は時計修理士の二級資格を取得する為のコースになっています。
時計のことを基礎から学びたいなあという方は是非スクールページをご覧になってみて下さい。
dedegumo 時計スクール


スイスのオートマタで思い出しましたが、バーセルにはキネティック・アート(動く美術作品)で有名なジャン・ディンゲリー美術館があります。
ここがすごくユニークな所でしたので、次回はティンゲリーについて書きたいと思います。
(お楽しみに★)
 

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